飼い主名:MAI 様

愛犬の名前:小助

愛犬写真 小助

小助との出会いはペットショップでした。
私は犬が大好きだったのでアルバイトでペットショップへ勤めました。

出勤初日、当時いたわんちゃんは15匹ほどでした。

生後2ヶ月程の可愛くて小さなわんちゃん達の中で1匹遠く離れたところにいたのが生後5ヶ月弱の小助でした。
小助は幼い頃から身体が弱かったらしく、皮膚病や風邪をひいていたそうです。

私が初めて会った時も真菌にかかっており、素手厳禁でした。

体調を崩しがちだった小助は店頭に出る期間も少なく、5ヶ月という月齢になってしまったそうでした。

私が勤めてしばらくして判明したのがある1人のスタッフの小助への虐待(?)でした。除菌スプレーを振られたり、おもちゃを与えてもらえず鳴いていると部屋を強く蹴られたり…その頃私は先住犬が2匹いましたがこの子を助けたいと強く思いました。
今思えば、出勤初日に出会った時から小助の事は一目置く存在で他のわんちゃんとは違った感情がありました。
小助の体調が良くなった後、店頭に出て小助に付けられた値段は3万円。

元からペットショップで犬に値段がついているという事はあまり気持ちのいいものではなかったですが、この数字を見た途端涙がこみ上げました。

この後また小助は酷い風邪にかかり、年明け再び店頭に出て小助に付けられた値段は1万円。

これ以上の虐待はないと思いました。

この値段を見た私はすぐに母親に小助を連れて帰りたいとお願いし、

何度もお願いし、ようやく許可を得て連れて帰りました。
小助との出会いから2年。小助が家にきてから1年半。

今までの身体の弱さが嘘のように一度も病気になっていません。

犬も人間も同じ生き物だということを実感しました。
小助、出会ってくれてありがとう!