犬を飼っていると、イベントや記念日だけでなく毎日見せてくれるいろいろな表情など、
写真に残しておきたい瞬間を挙げればキリがないですよね?

撮影するときにあなたならどんなカメラを使いますか?

スマホのカメラ機能やデジカメ、一眼レフ、あるいはインスタントカメラやポラロイドカメラなど、選択肢はたくさんあります。

このコラムでは、飼い主さんの目的に合わせたおすすめカメラを紹介しています。

また、撮影用ではなく犬やペットを留守番させるときに便利な「見守り系カメラ」も紹介していますので、
ぜひ最後までチェックしてみてくださいね!

日常の一瞬を切り取りたい

普段の何気ないシーンをたくさん残したいという飼い主さんは少なくないでしょう。

室内での寝顔、家族とスキンシップをとっているところ、外で元気よく走り回っているところなど、
シャッターチャンスは日常生活に溢れているものですが、いざ撮影しようと思ったときに犬が動いてしまったりするなど、
なかなか思うように撮らせてもらえないという経験を一度はしたことがあるのではないでしょうか。

ここでは撮影までのスピード感などを考慮して、オススメのスマホアプリを紹介します。

◆無音カメラ

https://apps.apple.com/jp/app/%E6%B6%88%E9%9F%B3%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A9-%E7%84%A1%E9%9F%B3-%E9%9D%99%E9%9F%B3%E9%AB%98%E7%94%BB%E8%B3%AA%E3%83%9E%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A9/id915239286

犬の寝ている姿などを撮るための必須アイテムとして有名な無音カメラですが、
このアプリはシャッター音の調整をする機能がついています。

機能自体はシンプルなので使いやすいでしょう。

◆B612

https://apps.apple.com/jp/app/b612-%E3%81%84%E3%81%A4%E3%82%82%E3%81%AE%E6%AF%8E%E6%97%A5%E3%82%92%E3%82%82%E3%81%A3%E3%81%A8%E6%A5%BD%E3%81%97%E3%81%8F/id904209370

女子高生を中心に大ヒットしたアプリ「SNOW」から出されているカメラアプリです。

豊富なフィルターやスタンプで写真の加工ができます。

とっさに撮影した写真の光具合などが気になる場合でも、
フィルターをかけることで綺麗に仕上げることができますよ!

◆OTOCAM(音カム)

https://apps.apple.com/jp/app/otocam-%E9%9F%B3%E3%82%AB%E3%83%A0/id1212740192

犬をカメラ目線で撮りたいときにはこのアプリ!

あらかじめ録音したおもちゃの音や飼い主の声を再生しながらシャッターを押せるので、
ペットだけではなく赤ちゃんを撮るときにも大活躍してくれます。

カメラアプリにもさまざまな物がありますが、どれを使うにしても重要なのは「素速さ」です。

スマホのホーム画面に配置したりショートカット機能を活用することで、
ロック状態からカメラアプリの起動・撮影までいかにスピーディに行えるかを意識してみましょう。

とびきりの一枚を撮ってあげたい

飼っている犬の写真をブログに載せたり、大きく部屋に飾ったり、
スマホやパソコンの壁紙にしたりする飼い主さんも多いのではないでしょうか。

そのような写真となれば、画質の粗い写真やブレているような写真を使う訳にはいきませんよね。

でもいざ綺麗な写真を撮ろうと構えても、なかなかじっとしてくれないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

あるいは、ダイナミックな動きのある写真を撮りたいものの、スマホのカメラ性能では限界があると感じている方もいるでしょう。

ではどのようなカメラを使えばこういった悩みを解消できるのでしょうか。

子どもやペットなどの動き回る被写体を撮る場合にポイントとなるのは「測距点(フォーカスポイント)」です。

測距点とは、カメラがピントを合わせるときに使用する、画面上の基準となる点のことです。

測距点が多ければ、被写体が動いてもピントが外れにくいということになります。

ここでは、ペットの最高の一枚を撮るための「測距点の多い一眼レフカメラ」を紹介します。

◆PENTAX K-3 Mark III 20-40 Limited レンズキット(リコーイメージング)

測距点:101点
有効画素数:約2,573万画素
重量(バッテリー込み):約820g
価格:199,630円

◆D7500 18-140VR レンズキット(ニコン)

測距点:51点
有効画素数:2,088万画素
重量(バッテリー込み):約720g
価格:138,104円

◆EOS 90D EF-S18-135 IS USM レンズキット(キヤノン)

測距点:45点
有効画素数:約3,250万画素
重量(バッテリー込み):約701g
価格:192,400円

どの製品にも共通しているのは、コンパクトなデジカメに比べるとどうしても本体が重くなってしまうことです。

また、ボタンやメニュー項目は専門的な言葉があったり数が多かったりするので、
カメラ初心者には少し難しく感じる部分があるでしょう。

しかし今回紹介したカメラは、どれも本格一眼レフとして評価の高いものなので、
これを機にカメラを趣味にしてみるのもいいかもしれませんね!

留守番してくれている犬の姿を見守りたい

犬とずっと一緒にいられるのは飼い主としても犬としても理想ではありますが、現実はそうもいきません。
お仕事やお出掛けなど、ペットをどうしても連れて行けない場合は留守番させなければいけません。

留守番に慣れている犬であったとしても、家の中で万が一の事故やトラブルに遭ってしまう可能性はゼロではありません。

何かあったときにすぐに気付けるようにしておくという備えはとても大切です

また、留守番中(飼い主がいないとき)に犬がどんな行動を取っているのか見てみたいという方も多いはず。

そういった観点から、ここからは「見守り系カメラ」を紹介していきます。

◆みてるちゃん(塚本無線)

塚本無線のカメラ「みてるちゃん」は、ペットの見守り用だけではなく、
子どもや高齢者など家族の見守りや、防犯カメラとしても人気の商品です。

評価ポイントや特徴は

・音質が良くノイズが少ないため、飼い主の声の判別もしやすい
・265万画素の高画質で鮮明な映像を確認できる
・暗い場所の撮影も可能
・画角は360°で自動追尾機能も搭載(パン・チルト機能あり)

販売店にもよりますが5,000円代~と比較的お手頃な価格になっているので、
ペットカメラ購入が初めての方でも手を出しやすい商品です。

◆Furbo(ファーボ) ドッグカメラ(Tomofun)

Tomofunから発売されている「Furbo ドッグカメラ」は、おやつ機能付きペットカメラとして非常に人気のある商品です。

その見た目はオシャレな加湿器のようなデザインで、カメラ特有の物々しい存在感がなく、インテリアのように置いておけるのも魅力です。

カメラとしての機能面は

・音割れやノイズもなく、呼びかけ機能が使用可能
・200万画素の高画質で鮮明な映像を確認できる
・暗い場所の撮影も可能
・画角は水平方向(160°)も垂直方向も広く対応(パン・チルト機能なし)

カメラとしてはどの項目も平均点以上というバランスの良さがウリです。

それに加えて、スマホのアプリから遠隔でおやつをあげることが出来るという点が嬉しいですね!

価格は20,000円~となっており、先述の「みてるちゃん」と比べると高く感じますが、
おやつ機能を考えれば特に長時間の留守が多い方には見逃せない商品ではないでしょうか。

◆リモカ スタンダード(中央システム技研)

中央システム技研の「リモカ スタンダード」は、おやつ機能と水飲み器と見守りカメラが一体化している商品です。

やわらかいクリーム色で曲線がメインのデザインなので、部屋に置いても圧迫感がありません。

カメラ部分の機能は

・高音質とまではいかないが、呼びかけ機能による声の判別は可能
・30万画素ではあるものの安否確認をする上で問題なし
・暗い場所の撮影も可能
・画角は水平270°/垂直120°と広範囲(パン・チルト機能あり)

価格は10,000円~となっていて、おやつ機能や給水機能が付いているペットカメラとしては比較的お手頃です。

その分カメラの性能という点でコストが抑えられているとも言えます。

ただしあくまで「最高評価」とはいえなくても、ペットカメラとしては十分な性能を備えているので、
そこまで高画質にこだわらない方にはピッタリな商品でしょう。

こだわり始めるとキリがありませんが、まずは優先順位を決めて必要最低限のペットカメラ環境を作っておくと良いでしょう。

どの一瞬も大切な思い出です。

何かしらの形で記録しておけば、あとから見返したときに笑ったり泣いたり、幸せな気持ちになるはずです。

犬と過ごす日常を積極的に残してみましょう!