人間でも今日はなんとなく家にいたいな・・・ということがありますよね。

きっと犬にもあるのでしょう。大切なのは、何故愛犬が歩きたくないのかその理由を知ることではないでしょうか。

そもそもお散歩自体が、本来は愛犬の為になる時間にしたいですよね。

楽しくストレスを解消できるようなお散歩を目指して、愛犬が歩かなくなってしまう原因と対策を学びましょう。

お散歩が初めての犬にとって、外は未知の世界です。

車や電車の走る大きな音や工事の音など、音に敏感な犬にとって外は怖い物だらけです。

子犬の頃に怖がり歩かないからとお散歩に行かず成犬となった場合、時間が経てば経つほど解決が難しくなります。

リードと首輪に慣れさせましょう。

外の環境はもちろんですが、中にはリードや首輪を怖がる子もいます。

お散歩の前にリードに慣れさせる必要があります。

首輪は家の中でも常につけておきましょう。

リードは、お散歩に行く際にリードを見せながらおやつ(フード)を与え、リードを付けるとうれしいことが起きると覚えさせてあげましょう。

リードや首輪が苦手な場合

中にはリードや首輪を頑なに拒否する子がいます。慣れるまで何度も繰り返し慣れさせる必要がありますが、小型犬の場合は「ハーネス」を試してみてください。

ゆっくり外の世界に慣れさせましょう。

初めは、家にお庭がある場合は、庭で少しの時間遊ばせてあげたり、お庭がない場合は、3分程度からゆっくり愛犬の反応を見ながら歩き、人通りや交通が少ない場所を散歩コースに選びましょう。

慣れてきたらどんどん時間を増やしていきましょう。

外には出るが歩かない場合

外には出てくれるけど、全然歩いてくれない場合は、軽くリードを引っ張り少し進めばご褒美(おやつやフードなど)を与えてみましょう。

何度も繰り返さなければいけないので、低脂肪のおやつや、普段食べているドッグフードを用意しておきましょう!

外の気候に敏感な場合

雨の日やじめじめとした日、寒い日晴れていても外に水たまりができているなど愛犬にとって嫌いな気候なのかもしれません。

そういった場合無理に連れていく必要はありませんが、本当に気候が嫌なのかを試してみる機会でもあります。

家の外に出てくれるか試してみましょう。もし、歩くのも嫌そうにしている場合は、体調が悪い可能性もあります。

途中まで歩いたが途中から帰りたがる場合

外には出てくれるが途中から帰りたそうにしている場合、その先やその周辺に嫌がりそうなもの(水たまりや置物など)がないか探してみましょう。

思い当たる物がある場合は、その近くまで行き本当に嫌がる素振りを見せるのかを試してみてください。

体調がすぐれない場合

いつもはお散歩に行くと嬉しそうにしているのに、急に行きたがらなくなった場合は、どこか体調が悪いのかもしれません。

まずは、外傷がないか体をチェックしてみて、おしっこやうんちなどの状態も確認しておきましょう。

他にも食欲があるかどうか、家の中を歩いているときの様子などもチェックして、なにか少しでもおかしいなと感じた場合は、病院へ行き検査をしてもらいましょう。

まとめ

愛犬がお散歩に行きたがらない理由についていかがでしたか?

犬にとってお散歩は運動不足を解消したり、ストレスを発散できる時間でもあります。

愛犬がお散歩に行きたがらない理由は主に

外が怖い

外の気候が嫌

体調が悪い

上記の可能性が考えられます。

動物病院への受診が必要な場合がありますので、様子を観察してあげましょう。

犬にとって散歩は、運動不足を解消したりストレスを発散したり、他の犬や飼い主さんとの大切なコミュニケーションの場でもあります。

お散歩の楽しさを知らずに過ごすのは残念ですので、愛犬が楽しくお散歩に行けるよう工夫をしてみましょう。