飼い主 : AtomicWorks合同会社 代表社員 西澤 洋
愛 犬:クー
私はパグを3匹飼う愛犬家でした。パグはマズルが無い短頭種で目が飛び出しているため、3匹とも角膜潰瘍になりました。中でもクーは、何度も角膜潰瘍を繰り返したため、晩年ほとんど視力がありませんでした。一番活発だった彼女は、見えなくても勢いよくものにぶつかっては悲鳴をあげるのでかわいそうで見ていられませんでした。そうしているうちにすっかり動かない子にしてしまいました。「なんとかしてあげたい」と思うものの忙しさを理由に何もしてあげられませんでした。 その後、クーは急逝してしまいます。設計を生業とするエンジニアなのに愛する子のために、何か器具を作ってあげればもっと長生きできたのでは?と後悔の気持ちがあります。 クーの死後、調べてみると犬の疾患の中でも眼病は4位を占めるほど多く全体の1割以上を占めています。言葉で症状を伝えられないという点と、犬は近視で情報を得るのに嗅覚をたよっており、飼い主さんが眼の異常に気づきづらいからでしょう。結果、発見が遅れてしまい、失明してしまうことのが多いのかもしれません。 視力を失うことで起こりうるリスクは ・頭部のケガ ・散歩や遊びが減ることによる体力筋力の低下 ・ストレスの蓄積 などが挙げられます。嗅覚だけでは危険を避けられないため、顔の高さにある家具や荷物などに飼い主さんが常に気をつけないといけません。そこで思いついたのが、犬の顔周りをガードできるようなリング「ドッグバンパー」です。 クーの代わりに「視力を失った犬を救いたい」と言う気持ちで起業に至りました。詳しくは、ドッグバンパーホームページをご参照下さい。 ドッグバンパーホームページ:https://www.dogbumper.net/