飼い主:ロク&ハナの下僕
愛 犬:ロク&ハナ



ある日、先住犬で私たち夫婦が犬を飼うキッカケを与えてくれた子の旅立ちがありました。
この子は一言で言うと「何も手の掛からない子」で、楽しい思い出しかありませんでした。
故に「ロス」に激しく襲われてしまい、特に家内が余りの寂しさに色々なサイトで犬達を検索していました。

実はその他にも2頭、既に高齢の域に入る先住犬がおり「後はこの子達が順番に亡くなっていくのか・・・」と意気消沈気味でした。
そこに偶然、「横浜動物里親の会」と言う団体に「ロク」の掲載があり、数週間気になっていました。

譲渡会の場所も近かったので、会いに行く事にしました。
可愛い月齢3ヶ月の子が4頭居て、その中の「ロク」を見せて頂きました。
やはり臆病ですが可愛く気に入ったので、1頭の譲渡をお願いしたのですが、ロクを中から出す際に同じケージに一緒に居たのが実は「ハナ」で、その時あまりにも哀しそうな目をしてこちらを見ており「絶対この子だけ置いて帰れない!」と決意し、無理を言って2頭とも譲渡して頂きました。

あれから8年経ちましたが、あの顔は一生忘れないと思います。

(2024.10)