飼い主：三九かぁさん
愛　犬：三太と九太



散歩をしていると、向こうから歩いて来る人が微笑んでいる。
この人は三太派かな？九太派かな？と様子を見ながら挨拶をする。
観光客と住民が入り混じったシンガポールリバーで、三太と九太が繋いでくれる一期一会だ。
言葉が分からなくても、犬が好きな気持ちは人種を越えて通じ合う。
人が好きで甘え上手な三太は、愛犬を留守番させている旅人や、朝の一時をカフェやベンチで過ごすいつもの人達の心を癒す。
それを横目で見ていてポールポジションを横取りする、ちょっとズルい弟、九太。
どちらの性格も似合っていて可愛い。
三太と九太が居たからこそ出会えた友人やわんこ達との輪が繋がって、非日常なシンガポールライフを豊かなものにしてくれている。

(2024.11)