私の娘になってくれた介助犬ハーブ

飼い主名 :よっこさん
愛犬の名前:ハーブ


ハーちゃんと会えたのは、奇跡だったと思います。

私の障がいが重くなり、車いすが必要になり、
できていた事ができなくなり、心身ともに不安になっていました。
そんな時、介助犬を申請することにしました。

あの頃は、介助犬が日本に40頭程しかいませんでした。
ハーちゃんも、別のユーザーさんと訓練が始まり認定試験が間近でした。
少したって、ユーザーさんの事情でキャンセルになり、
私のところに来てくれることになりました。

私との、半年以上の訓練が終わり認定試験も無事合格し、
2歳のハーちゃんとの生活が始まりました。

いっぱいお手伝いしてくれ、職場でも横で静かに待機してくれ、
いつも一緒にいてくれました。
可愛い真ん丸な目で、いつもどこでも私を見てくれ、
お手伝いをお願いしたら尻尾をおもいっきりフリフリ、
喜んでお手伝いしてくれます。
毎日、心も身体も癒されました。

介助犬は、8歳から10歳で引退し、
訓練所に戻るか里親さんのところで生活する子が多いです。

ハーちゃんは、引退の日も奇跡でした。
前日まで、元気にいつものように一緒にお仕事に行ってくれ、
いつものように帰ってきて、
いつものようにエサも美味しいそうにしっかり食べて、
寝る前にいつものように一緒にトイレに行き、
いつものように横のゲージで寝ました。

朝起きると、いつもなら私が起き上がると、ハーちゃんも頭を上げます。
その日は、目を開けてくれませんでした。
ぐっすり寝ているような優しい顔で息をひきとっていました。
体に触ると、まだ温かかったです。

ハーちゃんの鼻先を見ると、長い間見つからなかった私にしか持って来てくれない犬のおもちゃに鼻先をくっ付けていました。

これからも一緒だよ!
と言ってくれてるように思えました。

それは、2017年11月2日の朝、13歳の誕生日から5日目でした。

あれから2年
ハーちゃん、毎日ありがとう
そして、これからも一緒だよ
よろしくね。

(2020年2月)