飼い主:アムのママちゃん
愛 犬:アム

アムは元々は私の母が飼っていた子です。
母が末期癌で入院する事になったため、うちの子になりました。
当時まだ2歳でした。
そこから私たち夫婦とアムとの日々が始まり、母が亡くなってからはアムを連れてあちこち出掛けました。
飛行機やフェリーに乗って旅行に行ったし、オフ会にも参加したし、ドッグカフェやドッグランに出掛けたり、花が綺麗な公園に出掛けては写真を撮りまくる日々。
私たちのスマホはアムの写真でいっぱいになりました。
8歳で心雑音を指摘されてから坂道を転げ落ちるように悪化。
心臓の専門医に通って治療したものの、悪化のスピードには勝てず、9歳で虹の橋へと旅立って行きました。
一緒に過ごせたのはたった6年9ヶ月。
もっと長く一緒にいられると思っていたのに、あまりに早い別れに気持ちの整理が追いつかなくて、3年経つ今も恋しくて仕方ありません。
でもアムと過ごした日々は本当に幸せそのもので、猫派だったパパはすっかり犬派になり。
アムとの素晴らしい思い出の数々が私たちの生きる糧になっています。
どうすればこのたくさんの「ありがとう」をアムに伝えられるかな。
答えを探しながら、虹の橋で再会出来るその日まで、パパとママは頑張って生きていきます。
アム、生まれて来てくれてありがとう。私たちの子供になってくれてありがとう。
心から愛してるよ。ずっとずっと一緒だよ。
(2023.10)