飼い主名:みちこ 様
愛犬の名前:もも & むぎ
昨年の4月に11歳で虹の橋を渡ったむぎ、そして今年の4月、
14歳で虹の橋を渡っていったもも。
ふたりの存在は余りに大きかった、特にももは格別でした。
ももより2歳近く下のむぎは、すぐお腹を出して甘え常に抱っこをせがみ、
私はむぎを抱っこして甘やかし、ももは隣に座ってたね、我慢してたんだね。
むぎが突然、先に虹の橋を渡ってしまって泣き暮らす私の隣には、
いつもももがそっと寄り添ってくれてた。
そして、むぎが居なくなってから一年間、ももはお腹に腫瘍を抱えながら、
むぎが居なくなった我が家を癒し続け、大好きな長女の結婚を見届けてくれたんだよね。
もものお腹の腫瘍はどんどん大きくなって、立っているのもやっと、
息がつらくて、それでもおもちゃで遊んで見せたり、トイレに行ったり、
本当に頭が下がる思いだった。
少しくらいの事でくじけてはいけないと教えてくれてるようだった。
…そして、最期まで一生懸命に息をして、虹の橋を渡ってしまった。
忘れられない、あのとき。本当にがんばって、がんばって…。
日が経つにつれて、ももの存在がどんなに大きかったことか思い知る。
今の毎日は、寂しくて悲しくてつらい。
でも、ももが最期までがんばってたように私もがんばらなくては、と思う。
それにしても、ももとむぎは仲の良いふたりだった、
けど、こんなに仲良く逝ってしまわなくてもいいんじゃない?
寂し過ぎるよ、つらくてたまらないよ…。
だけど、我が家のふたりの娘が、優しい素直な女性に育ったのも、
ももとむぎとの毎日のおかげです。
常に娘たちに寄り添ってくれて、思いやりを教えてくれてありがとう。
ももとむぎと過ごした素敵な毎日を胸に、
これからも我が家はみんなでがんばっていきます。
もも、むぎ、お空から見ててね、と言いたいところだけど、お空じゃなくて、
ずっと抱っこしてていいから、私たちと一緒にいてね。
大好きだよ。ずっと、いっぱい大好きだよ。