飼い主:アニテディmom
愛 犬:アニー&テディ



今年16才になったアニーは11才半の時水晶体脱臼で片目がシリコンボール(義眼)になりました。痛そうにしていた時、病院の検査で義眼になることを主治医の先生から選択肢として知らされた時、この子にとって何が一番良いのか皆んなで何度も泣いては相談し義眼にすることを決断しました。

手術後は傷跡も痛々しく、大好きなお散歩もこの先できるのかと不安になりました。
見えなくなったり痛かったり本人が一番辛いはずなのに、泣いている家族を見つけると心配そうに目をペロペロ舐めてきて、健気で優しいその姿に余計に涙が出ました。
16才になった今ではもう片目もぼやけている状態でほとんど見えていません。
それでもお散歩が大好きで、弟のもう1匹のテディと毎日公園の芝生を楽しそうに走っています。つまづいても転んでもすぐに起き上がってまた尻尾を振りながら歩きます。小さな身体で全身で喜んだりはしゃぐ姿を見ると、あの時の決断は良かったのかなと思い、私達家族みんなを優しい気持ちにさせてくれる存在に心から尊敬の思いを抱いています。これからも家族でこの子の目となり1日でも長く楽しくお散歩ができる日が続くことを願っています。
(2023.10)